SDF工法(ステンレス・ダイナミック・フレキシブル管挿入工法)の工事
みなさんこんにちは!事務局の田村です。
今月は3件の完成工事があり、今回も完成工事のご紹介をしたいと思います。
題名がSDF~と、なんだかすごい始まりですが、今回の工事は、この工法がメインの工事で、千葉県企業局千葉水道事務所では初めて採用した工法です。
それを市原組が施工しましたので少し書かせていただきます。
工法説明
この工法は既存の管が老朽化していて更新しないといけないけど、通常の開削工法でできない場所に適用され、今回工事のように交通量の多い国道で片側2車線、計4車線を斜めに横断するような場所、踏切線路の下などで採用される工法です。
簡単に説明すると掘れないから既存管を利用し、その中にステンレスのフレキシブル管(管は3Dで曲がったり、上下に埋設物を交わしながら入っているためフレキシブルな管が必要)を挿入し、新たな管を構築する工法です。
細かい説明はSDF工法のHP”http://www.sdf.gr.jp/”を参照ください。
最近の水道事情
話は変わりますが水道管の老朽化は、日本全国で問題となっており、たまにニュースでも水道管が破裂し道路が陥没したという話も最近多くなっています。
そのため、事故などが起こる前に老朽化した水道管は新しくする必要があります。
その更新工事は税金ではなく、皆様からいただいている水道代からまかなっています。
老朽化により更新工事が多くなると水道料金が上がるかもしれません。
しかし、新しい技術によって工事コストを下げ、より耐用年数の高い材料を利用することでランニングコストを抑えています。
今回工事はSIG会長の澤田組にてSDF発進、到達基地の構築。
水道管の接続は副会長の及川工業にて行いました。
求人サイトもありますのでご興味のある方は覗いてみてください。
最後にスライドにて今回工事を紹介いたします。