東京2020オリンピックスタート!
みなさん、ご無沙汰しております。
事務局の田村です。
今月は会社の新年度スタートということもありバタバタしていてブログの更新ができず、約1か月ぶりの投稿になります・・・
オリンピック、コロナ禍でいろいろ言われていますが始まりましたね。
私の個人的意見ですが、開催してよかったと思います。
日本の選手たちが、ものすごく頑張っていて、今のコロナ禍で暗い雰囲気の世の中になっていましたが、無観客でも明るくしてくれるスポーツの祭典は、世の中にあった方がいいと思いました。
オリンピックとインフラ、一見共通点はないようにも思えますが、意外と関係が強いんです。そのへんを今回は書こうと思います。
前回の東京オリンピック
前回の東京オリンピックは1964年、今より57前に開催されました。
その時に何ができたかというと、東海道新幹線と首都高速道路です。
東海道新幹線は『夢の超特急』と呼ばれ、日本のナショナル・シンボルとなりました。
新幹線の強みは、高い安全性と定時制(海外では鉄道は定刻にほとんど来ません)、低いライフサイクルコストです。
新幹線は世界に誇れる技術として海外にも輸出され、台湾(南港-高雄間)でも利用されています。
インドでは新幹線方式が採用され、現在整備が進められています。(ムンバイ-アーメダバード間の500㎞)
鉄道事業の輸出は、中国企業と激しい受注競争を行っていますが、建設コストの安い中国か、最終的なライフサイクルコストの安い日本かで各国の選択を待っています。
安全はプライスレス、定時制はタイムイズマネー・・・各国の判断に期待しましょう。
東京2020では
今回のオリンピックでは何が整備されたか?
国立競技場ですね。
当初はザハさんの案が採用されましたが、構造的な問題で、この案は取りやめになりました。
奇抜なアイデアで日本人にはこのようなデザインは考えつかない気がします・・・ザハさんは残念ながらなくなってしまいましたがきっと宇宙的思考なんでしょうね。
一方、実際に建築された方は、世界的にも有名な建築家、隈研吾さんがデザインしました。
木を使ったデザインで温かみがあり、日本にあっている気はしますが、日本=木っていう昔からのイメージが強くあるので私的にはもう少し新しさを感じるデザインが欲しかったかな~と思います。(間違いなく良い作品なんですよ)
施工についても大変だったと思います。
当時はコロナ禍による延期も考えていませんし、間に合いませんでしたがラグビーワールドカップでこけら落としするためにオリンピックより前倒しの工期で完成させないといけない。
施工を行った○成建設の苦労は計り知れなかったと思います。
2千億円以上を投入される工事・・・想像できませんが、それを数年で施工する力、人によって創り上げていく、施工管理、設計監理、多種多様な職人、重機オペレーター、資機材メーカーなど、すべての携わった人達の仕事への熱意が伝わります。
建設は、みんなで創り上げていくもの。
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