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完成工事報告(和田堀切回し工その1)

完成工事報告(和田堀切回し工その1)

みなさんこんにちは!事務局の田村です。
今回は12月22日に完成検査を終えた『地方道路改築工事(和田堀切回し工その1)』の工事について書きます。
この工事は過去に何回か掲載させていただきました(切回し道路・ボックスカルバート)工事です。
検査を受けた技術者たちは過去にないくらいの完璧な検査であったと自信満々の手応えだったそうです。
まだ点数は出ていませんが楽しみですね。

工事概要

現場は主要道路である県道の交差点そばにある開水路を切り換えて、暗渠型水路としてボックスカルバートに切り替える工事です。
施工箇所は現道直下を横断する場所であったため、既設道をを切回すことから始まりました。
道路切り回し後、地中深くまで地盤改良を行い、地盤強度を上げ、構造物を支える土台を構築しました。
地盤改良後に、ボックスカルバートを埋設するスペースを作るために土砂を取り除き、基礎コンクリート施工後、ボックスカルバートを敷設し、既存の水路と接合させて新しい水路を構築します。
水路が切回されたら埋戻しを行い、再び道路をもとの線形に戻します。

今回の工事で大変だったこと

今回の工事で大変であったことは、やはり現道を切回したことでしょう。
この道路は物流の拠点である流山ICにも近く、大型車両が多い道路であり、近年人口の増加率が全国1位の流山市であることから付近は新規住居も多く、この県道は近隣の方の主要道路でしたので一般車両の往来も多く、昼間は大渋滞が予想されることから夜間での施工でした。
今回は、切回し道路を切り替える際と、現道を復旧し、戻す時に夜間施工を行い、スムーズに道路の切換えが行えたと思います。
水路施工時は、一般車が切回し道路を通行するようになりますが、急カーブの線形であったため、道路の切り回し部分のだいぶ前から『この先急カーブ徐行』等注意喚起看板を沢山配置したおかげで、交通事故も起きませんでした。
自分たちがつくった仮設の道路で事故はさすがに嫌ですから本当に良かった。

完成検査

検査は中間検査と完成検査の2回実施しました。
 完成検査では書類の確認を行い、それから現場で出来形の確認として現地を検査官が直接計測します。
今回はボックスカルバート部分は中間検査で確認していましたので、完成検査のメインは現道の復旧です。
道路幅員や計画高を計測し、管理基準内に納まっているか?出来形調書と適合しているか?を確認いたします。
コロナ禍のため少人数での完成検査でしたが、自信をもって受検でき、結果は書類・現場共に指摘なしで完成検査を終えることができました。
この現場で施工していただいた業者の方及び現場監督の皆さん、本当にお疲れ様でした。
良い検査を年末に受検でき、良い正月を迎えられそうです。
沢山の方にブログを拝見していただきありがとうございます。
言葉や表現がへたくそですみません。
このブログが年内最後となります、来年は皆様にとって素晴らしい年でありますよう心からお祈りすると共に、来年も引き続きSIGをよろしくお願いいたします。
お問い合わせは年中無休で受付中です。
それでは今回はこのへんで

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