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SIG活動再開

協力会活動再開!

皆さんこんにちは!事務局の田村です。
2年ぶりに協力会『SIG』の活動を再開しました!
コロナ禍で総会や安全大会も開催できなかったため昨年は活動停止となり、協力会のメンバーが集まる機会も失われままでしたが、ようやく緊急事態宣言が解除され、今回安全パトロールを開催することができました。
しかし、未だにコロナ禍であることには変わりません、パトロールでは現場事務所での工事説明などもあるため、通常10社程で行っていた安全パトロールも5社と少人数で行いました。
徐々にコロナとうまく向き合える状況になりましたら会社数を増やしていきたいと思います。

合同安全パトロール

SIGが年に4回、株式会社市原組の現場で実施している安全パトロールです。
今回の対象現場は、水道本管の布設替え工事です。
開削工法と交差点の一部は推進工法によるパイプインパイプ工法でφ600㎜のダクタイル鋳鉄管を敷設していきます。
現場の工事延長は約1.4㎞あり、現在3班体制で施工を実施しています。
A工区は到達立坑と呼ばれる推進工の到着する立坑で、掘削が完了し、基礎を施工する段取り中。
安全手すりを設けて墜落防止対策を実施しています。
歩行者通路には二重で単管バリケードを設置し第三者の安全も確保され、車道側はバスの運行ができるよう支障となる構造物を事前に撤去して幅員を確保しており、非常に良かったと思います。
B工区は発信立坑と呼ばれる推進工の発信する立坑で、水位が高いため、地盤改良を施工しているところです。
注入機の先端に黄色の帽子のようなものは、ジョイントから万一薬液が漏れた場合でも周囲に飛散しない配慮です。
歩道部には常設帯があるため、安全に配慮した工夫がありました。内容は歩行者に離れた場所からでもわかるようにチューブライトやソーラー式電源の自発光照明を設置することで、夜間の常設帯への視認性を確保しています。
C工区は配水管を開削にて敷設し、日々復旧にて施工しているところになります。
上空には電線が多く、防護管をつけることで視認性を良くし架空線切断防止対策を行っています。
また、ここは交差点ど真ん中のため、4方向で規制をかけ、ガードマンは8人体制で作業の安全を確保するとともに、一般車両の渋滞が最小限になるよう誘導しています。
工事では、作業員に目が向かいがちですが、ガードマンがいなければ道路上での工事は不可能です。
細かな計画を現場監督が立案し、作業員の方々が職人技でものを創り、安全に働ける環境をガードマンが創る。一つのものを創るために3者が一体となって現場は進んでいきます。
この日は職員及び職人、ガードマンも含め総勢41人で現場を運営していました。
この工事の工期は令和5年3月までと、まだ1年5ヶ月ある工事ですが、厳しい工程です。
そのため現場所長は工期を短縮させるため、規制方法や安全対策を確保したうえで複数班施工を行い、工期内に完成させる工夫をしています。
安全第一はもちろん、品質・出来形・工程管理と現場では様々なことを総合的に管理して施工しております。
今回は、現道での工事で3班が同時に施工しておりましたが、すべての作業箇所が非常にきれいで整理整頓されている印象を受けました。
細かい指摘事項はありましたが、しっかり管理されており、職人やガードマンの意識の高さに驚きました。
総括として、安全第一はもちろん、元請・下請け関係なくチームワークの良い現場だと思いました。

今回はこのへんで

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